Amazon EC2に新たにT3インスタンスが追加

Amazon EC2

Amazon Web Services (以下AWS)のAmazon Elastic Compute Cloud (以下EC2)は、クラウド上に仮想サーバを持つことができるサービスです。Google Cloud Platformで言うところのGoogle Compute Engineと同じサービスになります。

Amazon EC2

T3インスタンス

このEC2で選択できるインスタンスタイプは、様々なCPU, GPU, メモリを選択できるものでした。今回新たにT3インスタンスが追加され、従来のT2インスタンスよりコスト効率に優れており、t3.nanoは1ヶ月利用しても$3.8と非常に安く利用できます。また無制限にバーストすることができるので、時間帯によりアクセスが異なるサービスやバッチ処理などにも適しています。今回はこのT3インスタンスのベンチマークについて紹介したいと思います。

ベンチマーク

今回ベンチマークの対象としたのは、T3インスタンスによりvCPUが倍の設定となったインスタンスで、且つ無料対象枠であるt2.microを利用するエンジニアが多いので、t3.microとt2.microの比較としました。OSはUbuntu 16.04 LTSを、ベンチマークにはUnixBenchを使用しました(測定方法はこちらを参照)。UnixBenchは一般的にCPUベンチとして利用されています。先に結果をお伝えすると、次のようになりました(詳細はまとめの後に記しています)。

インスタンスタイプ スペック UnixBench 料金
AWS t2.micro vCPU : 1, メモリ: 1.0 GiB 1260.6 $11.10
AWS t3.micro vCPU : 2, メモリ: 1.0 GiB 1906.7 $9.93

測定する前から分かっていたことではありますが、やはりvCPUの優位性からt3.microの方が倍近い値となっています。値段はというと、月額でt3.micorの方が$1ほど安くなっています。これまでT2インスタンスを利用していたエンジニアは、圧倒的にT3インスタンスを選択した方が良さそうですね。

T3インスタンスを利用するときは1点だけ注意して下さい。サーバを立ち上げるときの設定で、デフォルトで「T2/T3 Unlimited」にチェックが入っています。つまり最初からバーストする設定となっていますので、使用上は注意して下さい。もし不要である場合は「T2/T3 Unlimited」のチェックを外しましょう。

まとめ

EC2に新しくT3インスタンスが追加されました。T2インスタンスの上位互換となるため、これまでT2インスタンスを利用していたエンジニアは、T3インスタンスを活用しない手はありません。ただしバースト設定には気をつけて下さい。

参考

t2.microのUnixBench

t3.microのUnixBench

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