【2018年最新情報】SEOの内部施策とは?現在のSEOの必要性が5分でわかる完全まとめ

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称であり、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにサイトページを最適化させ、検索結果で上位表示を狙い、ユーザーの流入を多く獲得するための施策です。

その中でも、特に重要とされているのがSEOの内部施策と呼ばれる手法です。今回は、SEOの内部施策とはいったいどのようなものなのか、必要性から具体的な技術、便利なツールに至るまで、5分程度で読み切ることができる2018年の最新まとめをお伝えしていきます。

SEOの内部施策とは?

SEOには、大きく分けて、内部施策と外部施策と呼ばれる2つの手法が存在します。

SEOの内部施策とは

内部施策は、端的に言うと「自サイト内部で行うことのできるSEO」を意味します。

検索エンジンに読み取られやすいサイト構造にしたり、ユーザビリティの高い検索ニーズに応えるコンテンツ設計をしたりすることで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから得られる評価を上げ、検索結果への露出を増やす施策です。

たとえば、内部施策を進め、ビッグキーワードと呼ばれる検索数の多いキーワードで検索結果の1ページ内に上位表示されれば、信頼度の高い情報源としてのブランディングにもつながります。検索数の少ないニッチキーワードであっても、検索ユーザーのニーズにマッチしていれば、サービス利用や商品の購買などの具体的な成果にも直結します。

SEOの内部施策は、自サイトへの検索ユーザーの流入増加のために、現在も有効かつ必要な重要施策です。そのため、SEOの内部施策のノウハウやスキルを蓄積し、サイトを強化することは、自サイトの運営戦略上、非常に有効な手段であると言えます。

SEOの内部対策は自サイトの内部改修で完結できるため、知識をつけて自前で行うことができれば、外注などの費用をかけずに無料で対応することも可能です。ただし、専門的な知識を要するケースもあるため、多くのサイトが外部のSEOコンサルタントを雇ったり、SEO会社に外注をかけたりして、内部施策を進めています。

SEOの外部施策とは

外部施策は、内部施策とは違い、自サイト以外の外部要因によって検索順位の上位表示を狙う方法であり、具体的な例としては、被リンクを獲得する方法が挙げられます。

なお、現在ではSEO対策は内部施策が主流となってきており、自サイトと無関係なサイトや、評価が低かったり、ペナルティを受けていたりするようなサイトにリンクを貼られると、検索エンジンからスパム視されてしまう可能性もあります。
参照:https://support.google.com/webmasters/answer/66356

そのため、作為的な外部施策には注意が必要であり、基本的には、関連性の高いサイトから地道かつ自然に被リンクを獲得することが重要であると言えます。

SEOの内部施策の必要性とは?

ここでは、SEOの内部施策の必要について、詳しく見ていきます。

Googleの順位決定の仕組み

内部施策の必要性を考えるうえで、Googleが検索順位を決定している仕組みも知っておきましょう。

①クローラビリティ

WEB上にサイトを公開すると、Googleの情報収集ロボットであるクローラーが巡回してきて、サイト内の情報を読み取っていきます。しかし、1度の巡回では、ページ内情報の一部しか収集されません。そのため、サイト構造をSEOの内部施策に則って、クローラーが巡回しやすいように改修する工夫が必要です。

②インデックス

ページのインデックスとは、クローラーが巡回によって収集した情報がGoogleのデータベースに登録されることを意味します。自サイト内ページを検索で上位表示させるためにも、SEOの内部施策を行って1つ1つのページを最適化する必要があるのです。

③Google検索順位の決定

クローラーの巡回、ページのインデックスが完了した段階で、Googleのランキングエンジンがアルゴリズムと呼ばれるルールに則って、インデックスされた情報をもとに検索順位を決定します。なお、アルゴリズムにはアップデートがあり、細やかな調整が毎日のように行われ、頻繁に変更されています。

SEOとリスティング広告の違いについて

SEOとリスティング広告の違いも整理しておきましょう。

SEOは自然検索(オーガニック検索)枠に掲載される順位を上昇させるための施策であるのに対し、リスティング広告はPPC(Pay Per Click)というクリック課金型の広告であり、検索結果の上部と下部にあるリスティング広告枠に有料で掲載するものです。

そのため、SEO内部施策はウェブサイトの改修施策、リスティング広告は有料広告運用という点で大きな違いがあります。

SEOの内部施策で重要な5つのチェック項目とは?

ここで、SEOの内部施策を行うにあたっての重要なチェック項目をまとめていきます。

Googleのクローラーを呼び込むための準備が整っているか?

SEOの内部施策では、Googleのクローラーを呼び込むための準備を整えることが重要です。

それによって、ドメインやサブドメインの評価を上げて、ドメインパワー(サイトそのものの価値)を高くすることができるだけでなく、ユーザビリティも向上させることが可能となります。

以下に紹介するSEO内部施策の5つのチェック項目を対応し、Googleのクローラーを呼び込み、頻繁に巡回してもらえるようなサイトページを用意しましょう。

①クリック階層が少なくなるようにURL構造を整え、最適化および正規化する

過去のSEOの内部施策では、多階層のディレクトリ構造(ツリー構造)になっているサイト構成が有利であるとされていましたが、現在は2クリック以内に全ページへアクセスできるようなサイト構造にするのがベストとされています。

クリック階層が少なくなるように自サイトページの構成を考え、URLもパラメーター付きの動的URLなどではなく、正規化された静的URLで表記し、複数URLによるページの重複を避けることで、クローラーにわかりやすいURL構造に最適化をすることができます。

②サイトのページ内リンク構造(内部リンク構造)を最適化する

SEOの内部施策では、自サイトのページ内リンクを整え、どのページからもサイト内を自由に行き来できるように、内部リンク構造を充実させることが重要です。

内部リンクを施すことによって、検索エンジンのクローラーはサイト内をスムーズに巡回することができるため、ページのインデックスを促進させることが可能となります。

具体的には、同カテゴリ内の最新記事、人気記事、関連記事、過去記事などへのリンクを設置したり、パンくずリンクを設置したりすることで、自サイトのページ内リンクを充実させます。

③リンクを設置する場合はアンカーテキストリンクを用意する

アンカーテキストとは、リンクを設定したテキストのことで、検索エンジンのクローラーはアンカーテキストの内容によってリンク遷移先のページ内容を把握するため、こちらをリンク遷移先の内容に合ったアンカーテキストにすることで、クローラーのサイト回遊性を高めることができ、ユーザビリティも向上させることができます。内部リンク構造の最適化と合わせて対応したい施策です。

なお、現在では、画像の意味をテキストで表現するalt属性の設置も、アンカーテキストリンクの設置と同様に、検索エンジンに画像の意味を適切に伝える効果を期待することができます。過去にはalt属性にキーワードを詰め込みすぎるとスパム認識される可能性がありましたが、現在は画像の意味を適切に表現しているのであれば問題ありません。

④文書構造を最適化する

SEO内部施策では、自サイトの各ページを検索エンジンのクローラーが読み取りやすいHTML構成にすることが重要です。

具体的には、h1、h2、h3などの見出しタグを正しく活用して、検索キーワードに関連した見出し構成にしたり、画像にalt属性を表記してテキストでも画像内容を把握できるようにしたり、タイトル・ディスクリプション・メタキーワードなどのメタタグを設定して文章構造を整理したりすることで、検索エンジンに読み取られやすく、かつユーザーにも読みやすいコンテンツ構造に最適化していきます。

⑤構造化データを利用する

構造化データとは、検索エンジンがページの内容の意味や背景を理解しやすいように統一された「セマンティックWEB」に基づいたマークアップ記述方法のことで、Google、Yahoo!、Bing、Yandexの共同開発による規格が代表的な例です。

構造化データを利用して、SEOに強いHTMLテンプレート(MicrodataやRDFなど)でマークアップをすると、検索結果での表示が最適化(リッチスニペット)される可能性があったり、クローラーにも読み取られやすくなったりするなどのメリットがあります。

⑥モバイルファースト(レスポンシブデザイン)のサイト設計が必須

現在のSEOの内部施策の最も重要な最新トレンドのひとつとして、モバイルファーストが挙げられます。現在では、検索ユーザーのほとんどがスマートフォンなどのモバイルを中心として検索を行っており、B to Cのサイトでは8〜9割程度がスマートフォンからのアクセスに切り替わりつつあるというデータもあります。

また、Googleもアルゴリズム変更の中でモバイルフレンドリーアップデートを全世界対応で実施しており、モバイルに最適化されていないサイトは評価が下がる仕組みがすでに構築されています。そのため、パソコンとスマートフォンそれぞれの表示に対応するレスポンシブデザインのサイト設計が、最新のSEO内部施策では必須となっているのです。

⑦ページ表示速度を上げ、パソコン・モバイル共に早く読み込めるように調整する

Googleは現在、ページ表示速度の速さが、検索エンジンの順位決定に影響することを公表しており、2018年7月には「モバイル検索の検索順位要素としてページ表示速度を使用する」という内容のスピードアップデートを導入しています。

もともと、Googleは2012年頃からページ表示速度がランキング要因のひとつであることを示唆してきましたが、ページ読み込み速度がUX(ユーザー体験)に深く関連することを受けて、モバイル検索順位にも同指標を導入し、重要視していく流れとなっています。今後、SEOの内部施策を行うにおいては、ページ表示速度チェックは必要だといえるでしょう。

SEOの内部施策とSEOに強い文章コンテンツの関係性とは?

SEOの内部施策を進めるうえで、一体となって行う必要があるのがSEOに強い文章コンテンツの制作です。ここでは、SEOに強い文章コンテンツを制作するために、どのような点を意識すべきかをまとめていきます。

SEOに強い文章構造(高品質なコンテンツ)とは?

過去には、ただテキスト量やコンテンツ量が多ければ良いといったSEO内部施策が流行し、用語集のようなユーザビリティの低いコンテンツが大量に作られたケースもありました。

しかしながら、文章コンテンツは前提として、検索エンジンではなくユーザーが読むものです。そのため、ユーザビリティの低いコンテンツ展開は本質的に意味がありません。

現在は、検索ユーザーの目的を理解した文章コンテンツを作ることが何よりも重要であり、検索ユーザーの目的をコンテンツ展開の指標とすることで、SEO的に弱いテーマを補填しつつ、検索ニーズのあるテーマを中心に、検索ニーズに応える網羅的なサイトコンテンツを構築していくことができます。

  • 内容の薄いコンテンツを大量生産しようとせず、情報が充実したページを制作する
  • 広告至上主義でSEOだけを重視するのではなく、あくまでも読み手のことを考える
  • 不正確な情報を記載したり、盗用したりせず、正確かつオリジナルなコンテンツを作る

これらを意識して、自サイト内で丁寧な文章コンテンツを制作して展開すれば、たとえ大手企業のサイトや権威あるメディアでなくとも、検索結果での上位表示は十分に狙うことが可能です。

SEOで重要となるキーワード戦略の考え方とは?

SEOで重要となるのが、キーワード戦略です。キーワード戦略の考え方は主に、以下の4つの種類に分けられます。

①利益につながりにくいキーワード

検索数が多く、競合性が高いが、検索の意図が広すぎるため、ノイズが多く、ユーザー獲得に繋がりにくいキーワードであるため、キーワード戦略上からは除外する。

②ビッグキーワード
検索数が多く、かつ検索の意図が明確で、売上に間接的に貢献する可能性のあるキーワード。競合性が高いために難易度は高いが、上位表示できれば成果を期待することができる。

③ニッチ(ロングテール)キーワード

検索数が少なく、競合性も低いが、ニーズが具体的で顕在化しているため、ユーザー獲得できる可能性が高い。アイディア次第で、大手企業や権威あるメディアだけでなく、中小企業やスタートアップメディアでも成果が期待できる領域。

④リーチキーワード

自サイトでアピールしたい内容(商品・サービスなど)の直接的な説明はできないものの、ユーザーの関心が高く、検索需要も高いキーワード。潜在的なニーズを持つ訪問者を獲得できるため、認知・興味の段階から、商品・サービスの比較・検討、商品・サービスの利用・リピートにまで育てられる可能性を秘めている。

2018年の文章コンテンツ制作の最新SEOトレンドは、キーワードの網羅性にある

このように、キーワード戦略では、上記①を除外したうえで、②③④の領域を意識して検索キーワードを抽出し、スモールキーワード・関連キーワードを含めて、コンテンツ内でバランスよくキーワード盛り込みを行いながら、ロジックに基づいたコンテンツ制作をすることが大切です。

特に、2018年時点でのSEO内部施策における文章コンテンツ制作の最新トレンドでは、メインで狙いたい検索キーワードのロング・スモールキーワード、関連キーワードをいかに網羅したコンテンツを用意するかが肝心となってきています。

その他、細やかな点で言えば、タイトルが検索エンジン上で見切れないように文字数を工夫したり、競合ページよりも読みやすい文章構造にしたり、競合ページよりも詳しい情報を、ページ数を増やして掲載したりするといった手法もあります。

コンテンツをつくるときにはペルソナを設定すべき

検索ユーザーを意識した質の高いコンテンツをつくるためには、ターゲットのペルソナを設定する必要があります。

ペルソナの設定とは、獲得したい検索ユーザーのライフスタイル・気持ち・性格などを、キャラクターをつくるように細かく書き出して、ニーズを分析する手法です。

ペルソナの設定は、検索ユーザーの目的を推測・理解するために重要となりますので、キーワード戦略やコンテンツ設計をする際に大いに活用しましょう。

SEOの内部施策で重要なアルゴリズム変更の分析とPDCA

内部施策によるSEO対策は、効果が出るまで一定の期間(数ヶ月〜1年程度)がかかります。そのため、効果検証や分析のPDCAを長期間に渡って回す必要があります。

キーワードマーケティングを丁寧に実施する

キーワードマーケティングとは、検索キーワードからユーザーの需要を探り当てる手法を意味しています。キーワードマーケティングでは、Google・Yahoo!の検索エンジンで検索されているキーワードと、その需要の大きさを分析することが重要です。

ターゲットが検索している主なキーワードは何か、ブランド・商品・サービスなど、自サイトでアピールしたい要素のキーワード検索需要はどれくらいあるのかなどを知るために、丁寧なキーワードマーケティングの実施は必須だと言えます。

アクセス解析でデータ分析を行い、順位変動でアルゴリズムの変更をチェックする

SEOの内部施策を成功させるためには、変動し続ける各キーワードの検索順位データを取って、順位変動レポートを作成し、指標をもとに成果を見える化することが大切です。

Googleはアルゴリズムを随時調整しているため、正確にデータを把握してアルゴリズム変動に迅速に対応するためにも、Googleアナリティクスのようなアクセス解析ツールや、検索順位取得ツールを利用して、定期的に分析を行いましょう。

広告の運用と同じく、課題発見、検索キーワードの見直し、コンテンツのABテストなど、指標に沿ったPDCAの実施が好ましいです。PDCAのサイクルを回し続けることによって、検索順位が上がらない理由や、下がる原因などが見えてきます。

SEOの内部施策では最新情報のキャッチアップが重要

SEOの内部施策では、最新情報のキャッチアップが大切となります。以下に、2018年現在の最新情報を含む重要なSEO情報を紹介します。

海外の最新SEO情報もチェックしてGoogleアルゴリズムのアップデートを確認する

Googleは基本的に、アメリカを中心とした海外で最新のアルゴリズムアップデートを行い、それを日本語などの外国語に対応させていくケースが多く見られます。

Googleの大規模なアルゴリズム変更として有名なのが、低品質なコンテンツの順位を下げる2015年7月24日に実施されたパンダアップデート(初回は2011年、現在は自動化)や、被リンク獲得を狙ったウェブスパムを取り締まる2016年9月23日に実施されたペンギンアップデート(初回は2012年、現在は自動化)などが挙げられます。

その他、ページ表示のスピードを検索結果の上位表示の判断基準のひとつとしたアップデートや、検索結果の表示情報をより豊富にしたリッチスニペットの採用、YouTube動画のページ内設置による検索順位上昇の可能性の示唆、モバイル検索結果のページネーションを廃止して無限スクロールを導入するなど、Googleは検索ユーザーの利便性向上のために、あらゆるアルゴリズム変更・仕様変更を行っています。

SEOの内部施策を成功させるためには、これらのGoogleの検索エンジン改善スピードに伴走できるように、海外の最新SEO情報も含めてキャッチアップできる体制をつくることが重要です。

SEOの内部施策で便利なツールのご紹介

ウェブ上には、SEOの内部施策をチェックすることができる便利な無料ツールが公開されています。SEO高屋(http://seo-takaya.com/)、SEOチェキ!(http://seocheki.net/)、SEO Pack(https://seopack.jp/)など、無料で利用可能な内部施策チェックツールがあるため、自サイトの内部施策の進行具合を簡易でチェックしたい場合は利用すると良いでしょう。

ただし、SEO内部施策の実施状況を細部まで丁寧にチェックし、グロースハックのPDCAを回していきたいと考えている場合には、専門のSEOコンサルタントやSEO会社に依頼するのが望ましいです。

SEOの内部施策の実施を検討している場合はご相談ください

SEOの内部施策について、詳しくご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

海外のSEOブログをチェックしたり、本を読んだり、講座を受講したりして、独自にSEOの知見を獲得することは不可能ではありません。しかしながら、昨今のGoogleのアルゴリズムアップデートのスピード感や進化に追いつくためには、相当量のインプットが必要であり、実施しなければいけない施策も多くあるため、自サイトのSEO内部施策を自前で行うことは容易なことではないと言えます。

弊社は、システム開発・アプリ開発で多くの実績を出しているほか、今回ご紹介したSEO内部施策や、その他、独自の知見をもとにした効果が期待できるSEO改善のご提案・運用業務の実施が可能です。各種ウェブサイトのSEO改善提案をお求めの法人・個人のご担当者様は、この機会にぜひとも弊社までご相談ください。