ビットマップフォント
ゲームでも一般サイトでも、画像で用意した文字を利用する場合、どのようにコーディングするでしょうか。数値だけであればコーディングはそこまで苦ではないでしょう。しかしアルファベットなど文字が含まれると、流石にベタにファイルを指定しながらコーディングすることは難しいです。
そこでゲームでは画像で用意した文字を表現するためにビットマップフォントが使用されます。多くのゲーム作成ツールやフレームワークなどゲームエンジンではビットマップフォントに対応していることが一般的です。このビットマップフォントの実態は、
以前に紹介したスプライトシートになります。そのため、ビットマップフォントの画像ファイルと設定ファイルがペアになっています。
では一般サイトでもゲームで使ったビットマップフォントを利用するにはどうすれば良いでしょうか。最も簡単な方法は、そのビットマップフォントをフォントファイルとして生成することです。果たしてそんな便利なツールがあるのでしょうか。今回はそれを実現できるGlyph Designerを紹介します。
Glyph Designer
Glyph Designerはビットマップフォントデザインツールです。PCで利用可能なフォントを元に、文字のカラー変更・グラデーション・アウトライン・シャドウなどカスタムデザインすることが可能です。
私が一番最初にこのGlyph Designerを気に入ったのは、ビットマップフォントにカスタム画像を適用できることです。このように画像を自由に変更できることはデザイナーの制作意欲を大きく引き出すことができるでしょう。
そして最初に紹介したように、自由にカスタマイズしたフォントをフォントファイルに吐き出すことも可能です。
まとめ
ゲーム開発では一般的に利用されているビットマップフォントを、一般サイトでも利用できるフォントファイルを作成できるGlyph Designerを紹介しました。このツールを知っているだけで、サイト制作の幅が広がること間違いないでしょう。ぜひ利用してこだわりのサイトを作成してみてください。